台北から1時間のショートトリップ
MRT台北駅から1時間ほどで温泉地・新北投まで行けます。
地下鉄は民権西路駅を過ぎると地上に出るので、街の景色を見ながらショートトリップが楽しめます。
台北を代表する5つ星ホテル「グランドホテル (圓山大飯店)」も車窓から見えます。
青空に赤い建物が映えます。
台北駅から淡水信義線(レッドライン)一本で北投駅まで行き、乗り換えて1駅。
北投駅で北投ラインに乗るためホームを移動します。
移動先のホームでは温泉地新北投をイメージさせる人形がお出迎えしてくれます。
5分ほど乗ると新北投駅に着きます。
駅を下りるとさきほどと同じ人形がまたまた迎えてくれます。
駅を出て正面建物を右側方向に歩いて5分ほどでお目当ての「台北市立北投図書館」です。
駅の出口はひとつしかないのでわかりやすいかと思います。
台北市立図書館北投分館
なぜ図書館に興味を持ったかというと、2012年にアメリカのウェブサイト「Flavorwire.com」が発表した『世界で最も美しい25の図書館』の一つに選ばれたという情報があったからです。
世界の1/25の図書館って興味がありますよね!?
駅からゆるやかな山道を登って歩くと、5分ほどで右手に建物が出てきます。
自然に溶け込んでいて通り過ぎそうになりましたがここが図書館の建物です。
工事中?と思ったら建物全体に「蚊帳」がかけられていました。西日対策と虫除け、といったところでしょうか!? 木造建築の風合いが隠れしまってちょっと残念でした。
正面入口側にまわる階段の手すりが「竹」でできており、こだわりを感じました。
館内は撮影禁止ですが、中に入ることはできるので、少しだけ見学させてもらいました。
木のフローリングが特徴的な館内で木の机や椅子が落ち着いた印象を受けました。
近くにこんな図書館があったら通ってしまいそう!というくらい、ゆったりとした素敵な空間でした!
図書館周辺のオブジェも芸術的!なにかの一文でしょうか!?
真面目に勉強している学生さんが多いので、見学の際は利用者の迷惑にならないように気を付けましょう。
台北市立図書館北投分館の基本情報
住所:台北市北投區光明路251號
開館時間:
火-土曜日:8:30~21:00
日-月曜日:9:00~17:00
図書館からさらに奥に進むと観光地の「地熱谷」があります。
真夏の訪問だったので、今回は見送りました。次の楽しみにとっておきます!
歩道の温泉マークをみながら、駅方向に戻ります。
新北投車站
MRT新北投駅のすぐ横にある「新北投車站」です。
日本統治時代に建てられた台湾鉄道の北投駅の駅舎を修復再建したものです。
木造の駅舎は、釘を使用しない木組みでできており、まさに「匠の技」を感じます。
屋根の丸窓など当時としてはモダンな造りだったのでしょうね!
中は資料館になっており当時の様子が写真で紹介されています。
昔の改札を再現した場所で帽子をかぶり記念撮影ができます。
当時と現在の「台湾鉄道のロゴマーク」入り時計。
ちょっとしたお土産が買えるスペースもあります。
日本語が少し話せる係の人が記念撮影をしてくれたり、昔の切符型しおりをくれたり、なにかと親切にしてくれて好印象でした。新北投駅すぐ近くなので立ち寄ってみてください。
新北投車站の基本情報
住所:台北市北投區七星街1號
開館時間:10:00~18:00
休館日:月曜日
公園で無料の足湯「復興公園」
温泉にゆっくり入るほど時間が取れないけど、新北投まで来たら温泉気分を味わいたい!という方にぴったりの足湯が体験できる場所があります。
普通の公園の中に足湯のスペースがあり、地元の人がたくさん利用されていました。
荷物は近くの棚にいれて、事前に足を洗ってから入ります。
入る隙間がないほど利用率が高かったです。足拭きタオルもなかったので、見学だけになりましたが、寒い時期に再チャレンジしてみたい場所です。ローカル度100%!
復興公園の基本情報
住所:台北市北投區中和街
開館時間:8:00~18:00
休館日:月曜日
新北投・まとめ
新北投の駅から5分ほどで楽しめる場所を3カ所ご紹介しました。
台北駅周辺に比べると緑も多く時間もゆっくり流れているように感じました。
旅行中、少し時間ができたら気分転換にショートトリップもおすすめです。
温泉はハードルが高い、と思っている人にも楽しめる新北投の紹介でした!
美味しい水餃子を食べるのもお忘れなく!
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。