肉まんでもパンでもない「膨餅」は台南の伝統的なお菓子。
またまた味の想像がつかない日本にはないお菓子が出てきました!
「台南孔子廟」そばの有名店に行ってきたのでレポートします。
克林台包 (KLIN BAOZI)
台南孔子廟前の南門路と府前路一段が交差するわかりやすい場所にお店があります。
大きな看板が目印です。
具たくさんの八寶肉まんやパンなども売っていますが、お目当ては…!
膨餅
台湾マカロンともいわれる「膨餅」
色・味・表面の刻印違いでたくさんの種類があります。
カラフルで見ているだけでちょっと楽しくなる可愛らしさがあります。
杏仁(アーモンド)・草苺(いちご)・芝麻(ゴマ)・比薩(ピザ!)など10種類のフレーバー
その中で一番味の想像ができない「多多」を選択
「多多」は「ヤクルト」だそうです。日本語表記があり助かりました。
肉まんほどの大きさの膨餅は一個30元=約114円。
ミニサイズ8個入りのギフトボックスもあります。
見た目が華やかで可愛らしいのでお土産やプレゼントにもピッタリ!な感じです。
膨餅は臺南市政府が公認した台南名産品のひとつ。
台南の老舗デパート「林百貨店」でも売られていました。(林) の刻印が印象的!
膨餅を購入後、ホテルにチェックインしたらなんとホテルとコラボした商品が!
驚いて受付の方に「いま買ってきたばかり!」と話したら、コラボ膨餅をプレゼントしてくれました!ありがとうございます。
2019年日本は「亥(イノシシ)年」ですが、台湾や中国、韓国などでは「豚年」。
※「猪」という字は「豚」を意味します
ということで愛くるしい「ブタ」さんの刻印です。
横から見ると、こんなに膨らんでいます
膨餅を食べてみた!
台南で購入後、高雄まで割らずに運んできましたが、日本に帰国する前に一つ頂いてみました
ちょっと固めの外側を割ってみると…空洞!
表面は固めで中はしっとりとしたクッキーのような食感。少し歯にひっつく感じもあります。
味は黒糖のやさしい甘さで、ものすごーく素朴な味です。
ヤクルトの味は…感じませんでしたが(笑)最後まで美味しくいただきました!
伝統的な食べ方
昔は女性が出産した時の栄養補給のために、ゴマ油で生姜を炒めた鍋に生卵や龍眼を膨餅の中に入れて香ばしく両面を焼いて食べたそうです。
空洞のわけはここにあったのですね。
昔ながらの食べ方で頂いたらまた違う食感で楽しめそう!
まだまだ知らない食べ物がたくさんある、台湾です。
お店のキャラクター「小月ちゃん」と一緒に記念撮影!
克林台包 の行き方・アクセス
- 住所:台南市中西區府前路一段218號
- 台鐵台南駅前の北站より6路バスで「建興國中(府前路)」下車、徒歩約1分
克林台包 の営業時間
- 営業時間:08:00-21:00
- 定休日:なし
克林台包 と一緒に楽しむ観光地
- 台南孔子廟
- 府中街
- 林百貨店
- 台南市美術館二館
- 鄭成功歴史文物館 …など
2019年2月訪問時の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。