日本人建築家の伊東豊雄氏の設計
台中国家歌劇院の建物の写真で見たときからグッときていました。
特徴的な外観を持つこの建物は国際的日本人建築家・伊東豊雄氏が設計。
ロイター通信により「世界の9大新ランドマーク」にも選ばれています。
日本で伊東豊雄氏の建築物が見られるか調べてみました。
日頃から個性的で特徴のある建築物を見るのが好きで、写真を撮ったりしているのですが
コレクションの中に伊東豊雄氏が設計した建築写真がありました!
銀座ミキモト
歩いていて偶然見つけました。窓の形が特徴的で目にとまりました。
ー2018年5月撮影ー
住所:東京都中央区銀座2丁目4-12
トッズ表参道ビル
お隣のHUGO BOSSの建物と一緒に目にとまりました。こちらも個性的な外観です。
ー2017年8月撮影ー
住所:東京都渋谷区神宮前5丁目1-5
両方とも窓の取り方に特徴がありますね。
普通に四角い窓ではなく曲線が下から上まで続いています。
台中国立歌劇院はどうなっているのか、楽しみです。
台中国家歌劇院
特徴的な曲線の外観
日本で見た建物と同様、窓の形が特徴的かつ独特で「砂時計」にも「つづみ太鼓」のようにも見えます。
壁をよく見ると丸い穴がたくさん空いています。
なにか仕掛けがあるのしょうか。
いろいろと見る側の想像をかき立てます。
劇場にはミュージカルや演劇、コンサートが開催できる大中小のホールがあります。
観劇の予定がなくても建物内を見学することができます。さあ中に入ってみましょう!
まずは屋上庭園から
館内入ってすぐ左手にあるエレベーターで最上階の6階にあがります。
「スカイガーデン」と名づけられた屋上庭園があるので、少し歩いてみます。
白いぽこぽことした突起物が不思議な空間を生み出しています。
ワイヤーのオブジェもベンチも「曲線系」です。
こちらで野外コンサートも開かれるそうです。
温かみがある魅力的な館内
2階に下りてきました。
正面入口の上部は吹き抜けになっていて開放感があります。
曲線の壁が人を包み込む、そんな温かさを感じる造りです。
洞窟の中にいるような感覚におちいります。
壁に空いた丸は自然光を取り込む穴でした。
階段も丸みを帯びた形状です。
階段を下りるとインフォメーションセンターやショップがある1階です。
緩やかな曲線でできた館内の様子がよくわかります。
劇場の案内表示もおしゃれです。
個性的なベンチでひと休み。
ところどころ穴が空いているので落ちないように注意!
ぼく、落ちた~~~
1階のカフェとショップの間を水が流れます。
あらためて劇場を外から見る
館内を流れていた川が外に続いているようにも見えます。
これだけ大きな建物なのに自然と共存しているように感じさせるところはさすがです。
建物正面の噴水広場。
背後には台中の高層ビルが並びます。
角度を変えて見るとまた違った魅力がでてきます。
劇場としての役目で入館していないのに、これだけ楽しめるなんてすごい建築物です。
日本人が設計した、という誇らしさも感じます。
いつかこのホールでコンサートを聴いてみたいです。きっと特別な音がすることでしょう♪
台中国家歌劇院の基本情報
住所:台中市西屯区恵来路二段101号
開館時間:日曜日~木曜日 11:30~21:00
金曜・土曜・祝祭日 11:30~22:00
★★★★★
★★★★★
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。