インパクトのある絵が壁一面に描かれた彩虹眷村。
たった一人のおじいさんが描いたペイントアートの村をツアーで訪れました!
彩虹眷村(ツァイホンジュエンツン)とは
建物の老朽化による再開発が進み、一度は取り壊しが決まっていた彩虹眷村。
しかし、2008年頃、この村に住む黄永阜(ホアンヨンフー)さんが住宅の壁にペンキで絵を描きはじめ、それが次第に大きな評判を呼び、黄さんの絵に感動した人々がインターネット上で
「彩虹眷村」を守ろう!と呼びかけ、さまざまな活動を行った。
そのかいあって2010年、台中市長は彩虹眷村を文化公園として保存すると約束し取り壊しは中止となった。
台湾屈指の観光名所
今では周りの敷地を含め公園へと整備され、敷地内には黄さんと眷村のこれまでの歴史を紹介する「彩虹爺爺故事館」も新たに作られました。
ペンキがたくさん置かれた作業場も見られます。
年間来訪者数が2016年には125万人、2017年には200万人に達し、台湾有数の観光地となったそう。
そういえば、この村の存在を知ったはその頃かも…。
ツアーバスを下りて公園の横を通り敷地内へ。壁の一部が見えてきて期待が高まります!
敷地内に入って正面の建物。床から壁、さらに瓦まで続くペイントがカラフルです。
こちらの壁の前で写真を撮るのが一番人気!人が途切れることがありません。
ツアー客が重なると撮影の順番待ちとなります。
彩虹爺爺(虹のお爺さん)
こんなに色彩豊かな絵を描いた黄さんですが、今までに絵を習ったことはなく、全て自己流で描いたそう。
2008年頃に描きはじめたということは、80歳を超えてから!描いたということになります。
素晴らしいセンスです!
黄さんは今も彩虹眷村に住み、村の中で絵を描き続けているそう。
人々からは親しみを込めて「彩虹爺爺(虹のお爺さん)」と呼ばれているそうです。
彩虹爺爺のパネルと一緒に記念撮影。
ギフトショップでは黄さんが描いた絵を元に作られたグッズが販売されています
ドリンクショップの周りもカラフルに彩られています
小さな村の中には撮影スポットがいっぱい!
黄さんは日差しの強い日中は家の中にいることが多いそう。運がよければバッタリ会えるとか。
ご!ご本人!!!
あまりにも自然に座っていたので通り過ぎてしまうところでした。
一緒に写真を撮ってもらったよ!嬉しいな~♪
お茶目なポーズを決めてくれました!御年94歳!!!オシャレなおじいちゃんです。
耳が遠いようですが、いつまでもお元気でいてほしいです。ありがとうございました!
時間が決まっていたので、ゆっくり見学できませんでしたが、どこを取っても画になるアートな村でした。ひとりのおじいさんが描いたことで、世界中の人が知ることになった彩虹眷村。
次はお気に入りの絵をゆっくり探してみたいと思います。
彩虹眷村の基本情報
住所:台中市春安路56巷
営業時間:8時00分~18時00分(売店)
定休日:不定休(売店)
アクセス:高鉄台中駅からタクシーで10分、台鉄台中駅からタクシーで30分
入場料:無料
※住宅地なので、早朝、深夜の訪問は遠慮しましょう
おまけ
彩虹眷村のクマさんもこんなに可愛らしくペイントされていました!
台北の迪化街で見かけたクマさん。同じ型でも色づけで印象が変わりますね
壁画アート好きの方なら、台北でもストリートアートが楽しめます!
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2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。