駁二藝術特区 (The Pier-2 Art Center)
日本統治時代に使われていた倉庫をカフェやショップ、ギャラリーとして再利用した高雄の人気観光スポット!
読み方: 駁二藝術特区(ばくにげいじゅつとっく)
観光客だけでなく台湾の方も家族連れやカップルで訪れる人気の場所です。
公式サイトより
エリアは大きく3つ(蓬莱倉庫群・大勇倉庫群・大義倉庫群)に分かれており、エリア間をライトレール(LRT)が走ります。
エリア別の特徴と実際に見たアート作品などを写真を中心にお届けします。
蓬莱倉庫群
ライトレール(LRT)最寄り駅:哈瑪星駅
ライトレールの哈瑪星駅を下りると「哈瑪星鉄道文化園区」が広がります。
初代高雄駅があった名残で何列もの古い路線が残ります。
高雄のランドマークタワー「高雄85大樓」が見えます。
蒸気機関車や古い車両の展示もあります。
休日には公園で凧揚げを楽しむ家族連れでにぎわいます。
公園を抜け倉庫群の方に歩くと「哈瑪星台湾鉄道館」があります。
こちらでは鉄道の歴史紹介や台湾鉄道のジオラマなどを展示しています。
鉄道館の周囲をミニ鉄道「駁二線小火車」が走ります。
こども・家族連れに大人気です。おとな一人でも乗れるので、ぜひ体験してみてください!
広場方向を見ると凧が揚がっているのが見えます。
風でクルクル回る緑のオブジェを見ながら、大勇倉庫群の方へ歩きます。
電源パネルもアート作品に早変わり!
信号より高く・大きな巨大オブジェ “デデーン”とそびえ立ちます。
大勇倉庫群
ライトレール(LRT)最寄り駅:駁二蓬萊駅
大勇倉庫群側にも巨大なオブジェがお出迎え!
その先にライトレールの「駁二蓬萊駅」が見えます。
この駅から蓬莱倉庫群方向にも行けます。
ライトレールの路線図越しに “デデーン”の巨大オブジェが見えます。
こちらの倉庫群は大型パブリックアートが充実!
雑誌などでよく紹介されている ”きのこ頭” のオブジェは倉庫入口の上に座っていました。
目の前は壁一面を使った巨大な壁画アート!
立体的に描かれていて迫力満点です!
壁画アートにオブジェ作品など、様々なものが展示されています。
週末は手作りマーケットが開催されていて、とてもにぎわっていました。
台湾のおしゃれな本屋さん「誠品書店」もあります。
線路沿いを歩くと、
『壁画アート + 高雄85大樓 + ライトレール + コンテナアート』
という贅沢な組み合わせで見ることもできます。
壁面アートと鋼鉄人のオブジェ。
力強くそびえ立ちます。
大義倉庫
ライトレール(LRT)最寄り駅:駁二大義駅
ライトレールの線路沿いのショップや建物もアート作品になっています。
十二支がサーフィン!
鋭い牙をもつ怪獣オブジェは家族連れに大人気!
その一方、誰も見てくれないオブジェも…。モップを手にしています。
倉庫はお洒落なショップやカフェになっています。
同じ形でペイント違いのオブジェがあちこちにいます。
いくつ見つけられるかな?
”SWEET POTATO CHU”
線路沿いに立っていた大柄オブジェの縮小版!?
愛くるしい形でこどもにも人気があります。
倉庫の一角におしゃれなビアホール!
このエリアは “カップル率高め” な感じがしました。
パイナップルケーキで有名なSunny Hills(微熱山丘)の支店もここにあります。
夕暮れどき、絵になります。
高雄港方面に巨大なコンテナアート!
高雄港に夕日が沈んでいきました。
まとめ
簡単にエリア別の特徴をまとめました。
- 蓬莱倉庫群:鉄道好き・ミニ鉄道に乗りたい・公園で遊びたい・小さなお子様・家族向け
- 蓬莱倉庫群:壁画アート・ストリートアート・オブジェ・映える写真が撮りたい方
- 大勇倉庫群:お買い物・カフェでくつろぎたい方
ライトレールの駅の距離でいうと1kmちょっとですが、実際は広大な敷地にさまざまなもの(アート作品・ショップ・鉄道・港)があり、ひとつづつ見ていくとかなり歩くことになります。
わたしは自転車で行き、自転車を置いてエリア間を歩いてまわりました。
最後は日が暮れてしまい、外から見るだけでお店に入る余裕がありませんでした。
壁画アートなどは明るい時間の方がキレイに見られるかと思います。夕暮れ時は高雄港やライトレールの線路沿いの雰囲気がよかったです。
目的に合わせてゆっくり時間をかけてまわりたい、そんな場所でした。
気になるエリアだけじっくり・全部をまんべんなく・サラッとお店だけ、など自分の旅行スタイルに合わせて楽しんでください!
駁二藝術特區 の行き方・アクセス
- 住所:高雄市鹽埕區大勇路1號
※Google Mapが示す「駁二藝術特區」の場所を表示しています
駁二藝術特區 の営業時間
- 営業時間:店により異なる
2019年3月訪問時の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。